窯業系サイディングの場合、セメントに繊維質原料を加え、繊維の補強することにより厚みが14~20mm程度の薄いボードでも曲げや引っ張りに抵抗する力が増すので、必要な強度が得られるのです。
ほとんどが工場で塗装を行っており、より複雑なデザイン加工をすることができます。
また軽量化を図るなどの工夫として砂や砂利以外の「混和材」を加えることで、一般のモルタルやコンクリートの比重の1/2以下にすることも可能です。そのため厚みやテクスチャーに様々なタイプがあり、薄いものもあれば厚いものもあります。
サイディングは工場で生産された製品で品質が均一かつ、かつ外壁の下地に直接取り付けるため施工性が高いのも魅力のひとつです。
他の外壁材に比べ、サイディングの外壁は施工費が安いという大きなメリットがあります。